水源から蛇口まで 東京水道サービス株式会社

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漏水調査・漏水防止対策

漏水調査

 漏水の大部分は発生から発見されるまでの期間が長い地下漏水です。この地下漏水を削減するため、東京都水道局は、従来から①ステンレス管への給水管材質の改善、②配水管路網の整備、③きめ細かい配水ポンプ運転による適正水圧の確保などを実施し、漏水量は全配水量の約3%と世界に誇る数値になっています。
 当社は、TSリークチェッカー(時間積分式漏水発見器)、電子式漏水発見器、相関式漏水発見器などを使用した漏水調査を行っています。

TSリークチェッカーによる漏水調査
電子式漏水発見器による漏水調査
相関式漏水発見器による漏水調査
漏水調査イメージ図

漏水量の把握

 漏水量を把握することにより、調査での目標設定が容易になり、より効果的な漏水調査を行うことが可能となります。
 当社では、水道使用者への負担が少ない、空き時間利用による夜間最小流量測定方式により、漏水量を把握する方法で行います。

漏水量測定作業

TSリークチェッカー(時間積分式漏水発見器)

IWA-PIA2010 東アジア地区 オペレーション/マネジメント部門大賞受賞

 IWA(International_Water_Association:国際水協会)では、水に関するエンジニアリング・プロジェクトの優秀性と先進性を表彰するPIA(Project_Innovation_Award:プロジェクト・イノベーション賞)を設けています。

 そのPIAにて2010年にエントリーし、下記製品「TSリークチェッカー」を用いた漏水防止技術が東アジア地区オペレーション/マネジメント部門の大賞を受賞しました。

給水管や水道メータ等から測定し周辺の漏水音を検出します

特長
  • 誰でも簡単に漏水調査が可能
  • 雑音や騒音の多い日中でも調査できる(夜間作業の減少)
  • 計測時間の短縮(1~5秒)
  • 多種の配管に対応(塩ビ管等)
  • 内蔵メモリによる最大2,000~3,000件の漏水調査データを保存
  • Bluetooth搭載(無線で測定データをPC等へ転送)

 給水管や水道メータ等で「TSリークチェッカー」を使用して測定することにより、漏水振動の継続的な音と雑音の一過性の音を「TSリークチェッカー」が時間積分率で識別し、周辺漏水の有無を判別します。
 操作が簡単なため、検針業務と併用して利用する事ができ、漏水調査のコスト縮減が図れます。

当社が行っている本製品を使用した調査方法
TSリークチェッカー

※TSリークチェッカー(SV1108A)、ステッキ型TSリークチェッカー(SV1109)及び新型TSリークチェッカー(SV1110)は、「東京水道サービス(株)」と「(株)日本ウォーターソリューション」の共同開発です。

※検針機能付きTSリークチェッカー(SV2000)は、「東京水道サービス(株)」、「東芝インフラシステムズ(株)」、「(株)日本ウォーターソリューション」の共同開発です。

漏水防止対策

 漏水を防止することにより、出水不良や道路の陥没、建物などへの浸水等、二次災害を防ぐことが重要です。
 漏水防止対策は、水道事業体の水源事情、施設の状態、埋設状況等により違います。
 当社では、漏水調査作業で得られた管路情報や漏水量測定・漏水調査・修理記録等をもとに、漏水防止対策に精通したスタッフにより、各水道事業体に合った適切な対策を提案しています。